2015年度の登山記録総括の続きです。
前半の記事「2015年度 山歩き&ハイキング総括(1) 春~初夏 編」では、最後の方はほぼビールを飲みにいくだけの飲酒ハイクと化していましたが、暑さがおさまってくる9月から秋にかけて登山のベストシーズンを迎えます。必然的に、山行の内容も充実したものになってきます。
■2015/9/19 伊豆城ヶ崎ハイキング ビールと海鮮丼もあるよ
「結局また飲酒ハイクじゃないか!」と言われそうですが、伊豆急富戸~伊豆高原を歩く城ヶ崎ハイキングコースは、特に後半部分にアップダウンが多く、シーズン明けのリハビリハイクとしては少々手ごたえのある内容になります。まだまだ残暑のきびしい時期ではありますが、海景色の中を歩くシチュエーションとしてはそういう部分も勘所になります。
このコースは毎年同じ時期に歩いてるので重ねて解説などはしません。この日は特に天気が良くてPLフィルタが大活躍しました。まあ、過去の城ヶ崎ハイキングでも天気が崩れたことはほとんどありませんが・・・
そしてハイキングのシメはもちろんビール、そして城ヶ崎名物海鮮丼です。 毎年打ち上げには伊豆高原駅テナントの和食/居酒屋のメニューをローテーションしてますが、今回の海鮮丼はまあまあでした。去年のは、盛りは良かったけどタタキとかのってたしなあ。
■2015/9/22 沼津アルプス 稜線完全制覇のはずがまさかの敗退! New?
この時の山行は正直あまり思い出したくない内容ではあるのですが、戒めの意味もこめて記録しておきます。
沼津アルプスはそれまでに2回、多比から登って北の香貫山に抜ける表側の稜線を歩いてきました。400m弱の山塊のわりにアップダウンが激しく、それなりに体力を要求されるコースですが、ここ2年で大分慣れたので、満を持して奥沼津アルプスからの縦走に挑んでみました。稜線の東端、大嵐山側からL字型の尾根を辿って香貫山に至る長大な尾根歩きコースになります。
その結果ですが、何と最初の大嵐山(標高191m)で完全にバテてしまい、まさかの敗退!という信じられない事態となりました。登ってる途中で山行を断念したのは人生初です(登頂後にエスケープしたことはある)。
今考えると、あれはハンガーノックの一種だったのかもしれないなあ。
微妙に話が逸れますが、私は胃腸が弱いので、特に朝食を食べるタイミングを間違えると一発で腹を下します。トイレの無い山道では緊急の事態に発展しかねないので、これまで「朝一で出発する場合は朝食を取らず、ゆっくり歩いて小腹が空いてきた時点でおにぎりなどでエネルギー補給する」という対策を取ってきました。ただこの時はなぜか途中で空腹感が起きず、「まだ大丈夫」と登っていくうちに体調を崩してしまった感じです。山道がヤブとクモの巣だらけで相当荒れており、他に行き会う人もおらず、そのため緊張で空腹感が麻痺していた可能性もあります。
大嵐山の頂上は開けた公園になっていて、眼下に狩野川を一望にし、その奥に富士や箱根山を見はるかす絶景ポイントです。私が歩いてきたワイルド系の登山道とは別に、麓の駐車場から直接通じる階段が設置されており、老夫婦のハイカーや家族連れがくつろぐほほえましい光景が展開されていました。一方、変な汗で体中グチャグチャ状態の私は、ひとり怪しげなうめき声など上げつつベンチに重い体を横たえていたのでした。
妙に耳が遠い感覚があったのを覚えています。
30分ほどの休憩後「せめて大平山まではいけないか」と縦走を再開したのですが、歩き出した瞬間に信じられないような疲労感が襲ってきて即座に山行を中断しました。
その後、エスケープルートで南側の田園地帯に下山し、歩いてきた稜線を左に見つつ引き返したのですが、車道歩きなのに疲労がまったく回復せず、100m歩くごとに膝に手をついてゼハゼハと呼吸を荒げる状態で、息も絶え絶えのまま何とかスタート地点の原木駅まで帰還したのでした。
この辺、先の丹沢大山に続いて同じような失態を見せてしまったわけですが、さすがに懲りたので「朝飯はちゃんと食う!」と心に刻み付けました。
前半の記事「2015年度 山歩き&ハイキング総括(1) 春~初夏 編」では、最後の方はほぼビールを飲みにいくだけの飲酒ハイクと化していましたが、暑さがおさまってくる9月から秋にかけて登山のベストシーズンを迎えます。必然的に、山行の内容も充実したものになってきます。
■2015/9/19 伊豆城ヶ崎ハイキング ビールと海鮮丼もあるよ
「結局また飲酒ハイクじゃないか!」と言われそうですが、伊豆急富戸~伊豆高原を歩く城ヶ崎ハイキングコースは、特に後半部分にアップダウンが多く、シーズン明けのリハビリハイクとしては少々手ごたえのある内容になります。まだまだ残暑のきびしい時期ではありますが、海景色の中を歩くシチュエーションとしてはそういう部分も勘所になります。
このコースは毎年同じ時期に歩いてるので重ねて解説などはしません。この日は特に天気が良くてPLフィルタが大活躍しました。まあ、過去の城ヶ崎ハイキングでも天気が崩れたことはほとんどありませんが・・・
そしてハイキングのシメはもちろんビール、そして城ヶ崎名物海鮮丼です。 毎年打ち上げには伊豆高原駅テナントの和食/居酒屋のメニューをローテーションしてますが、今回の海鮮丼はまあまあでした。去年のは、盛りは良かったけどタタキとかのってたしなあ。
■2015/9/22 沼津アルプス 稜線完全制覇のはずがまさかの敗退! New?
この時の山行は正直あまり思い出したくない内容ではあるのですが、戒めの意味もこめて記録しておきます。
沼津アルプスはそれまでに2回、多比から登って北の香貫山に抜ける表側の稜線を歩いてきました。400m弱の山塊のわりにアップダウンが激しく、それなりに体力を要求されるコースですが、ここ2年で大分慣れたので、満を持して奥沼津アルプスからの縦走に挑んでみました。稜線の東端、大嵐山側からL字型の尾根を辿って香貫山に至る長大な尾根歩きコースになります。
その結果ですが、何と最初の大嵐山(標高191m)で完全にバテてしまい、まさかの敗退!という信じられない事態となりました。登ってる途中で山行を断念したのは人生初です(登頂後にエスケープしたことはある)。
今考えると、あれはハンガーノックの一種だったのかもしれないなあ。
微妙に話が逸れますが、私は胃腸が弱いので、特に朝食を食べるタイミングを間違えると一発で腹を下します。トイレの無い山道では緊急の事態に発展しかねないので、これまで「朝一で出発する場合は朝食を取らず、ゆっくり歩いて小腹が空いてきた時点でおにぎりなどでエネルギー補給する」という対策を取ってきました。ただこの時はなぜか途中で空腹感が起きず、「まだ大丈夫」と登っていくうちに体調を崩してしまった感じです。山道がヤブとクモの巣だらけで相当荒れており、他に行き会う人もおらず、そのため緊張で空腹感が麻痺していた可能性もあります。
大嵐山の頂上は開けた公園になっていて、眼下に狩野川を一望にし、その奥に富士や箱根山を見はるかす絶景ポイントです。私が歩いてきたワイルド系の登山道とは別に、麓の駐車場から直接通じる階段が設置されており、老夫婦のハイカーや家族連れがくつろぐほほえましい光景が展開されていました。一方、変な汗で体中グチャグチャ状態の私は、ひとり怪しげなうめき声など上げつつベンチに重い体を横たえていたのでした。
妙に耳が遠い感覚があったのを覚えています。
30分ほどの休憩後「せめて大平山まではいけないか」と縦走を再開したのですが、歩き出した瞬間に信じられないような疲労感が襲ってきて即座に山行を中断しました。
その後、エスケープルートで南側の田園地帯に下山し、歩いてきた稜線を左に見つつ引き返したのですが、車道歩きなのに疲労がまったく回復せず、100m歩くごとに膝に手をついてゼハゼハと呼吸を荒げる状態で、息も絶え絶えのまま何とかスタート地点の原木駅まで帰還したのでした。
この辺、先の丹沢大山に続いて同じような失態を見せてしまったわけですが、さすがに懲りたので「朝飯はちゃんと食う!」と心に刻み付けました。
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