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  2014年度 山歩き&ハイキング総括(2) 晩夏~秋 編 (3/3)

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■2014/11/23 丹沢 大山 紅葉狩り登山 New!!

元記事

紅葉で有名な大山に初挑戦しました。
大山は、バスとケーブルカーを乗り継いで中腹の下社まで行ってしまう観光客向けのルートが一般的ですが、それだと物足りなさそうだったので、秦野から弘法山、高取山を経由して大山に至る縦走路を歩いてみました。
標高差1200mにおよぶ尾根歩きは要所に見所があり、大山頂上の展望も素晴らしいものがありました。何より一番のお目当てである下社の紅葉が想像を遥かに上回る鮮やかさで大満足でした。

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それだけなら「楽しい登山でした。よかったと思います」と小学生並の捻りのない感想で終わるところなのですが、さてバスで伊勢原まで帰ろう、という段になって問題発生。紅葉のピークを迎えた大山のライトアップイベントに大量のマイカー観光客が押し寄せ、唯一の経路である県道で大渋滞が発生していました。
もちろんバスも渋滞の巻き添えです。

IMG_8819.jpg いつまで待っても来ないバス、伸び続けるバス停の行列に見切りをつけ、結局伊勢原駅まで10kmほどの道のりを歩きました。周囲には、私同様にザックをかついだ多数のハイカーが、非常時下における帰宅困難者のような様相で、でもその割りに和気藹々と、暮れなずむ県道を歩いていました。

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■2014/12/6 三浦アルプス縦走

2014年最後に歩いたのは三浦半島の三浦アルプスです。新逗子から仙元山~乳頭山を経由して京急田浦に至る最も険しいコースを歩きました。
三浦アルプスの山道は標高(200mほど)の割りにきついアップダウンが頻発し、細かく分岐した山道はヤブが多く、やや荒れ気味です。しかしこの山のハードルを一番上げているのは、とにかく「道案内の圧倒的な少なさ&わかりにくさ」につきます。要するに、ものすごく迷いやすい、ということです。
実際私はこの時2回目の来訪でしたが、また迷いました。
例を上げると、「田浦方面」と案内すればわかりやすいのに、何故か「港ヶ丘方面」という地元向け?の表記になっていたりします。当然ハイカーは「港ヶ丘ってどこだよ」と途方に暮れることになります。

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三浦アルプスの道案内の数々。
緊急連絡の案内板に追記してあるパターンが多いが、ほとんど怪文書みたいになってるものもある。 その他にも立ち木に直書きされていたり、明らかにお手製と思えるものが(勝手に)設置されている。
ネットで検索するとわかりますが、
「そんなに酷いはずないと思っていたら、ホントに迷った」
「太い道だからと安心していたら、麓の商店街へのエスケープルートだった」
「家族3人で行って遭難しかけた」
「歩いていたら民家の庭に出た」
などの刺激的な体験の数々を確認することができます。
とは言っても、深い森を黙々と歩く山道は私のようなハイカーには魅力的ですし、最初の仙元山と終盤の乳頭山の尾根はかなり見晴らしが良いので、ただ険しいだけの山というわけではないです。

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左が仙元山から見た相模湾の展望(左奥に江ノ島が見える)、右が乳頭山の尾根から東京湾を見下ろす眺め。半島をほぼ横断する山行であることがわかる。
三浦半島の秋は「これは!」という感じで紅葉が色づくことはあまりない気がするが、それでもそれなりの紅葉を楽しめた。
ところで話は変わりますが、新逗子駅から登山口まで歩く途中に桜山トンネルがあります。トンネル上の丘陵には必ず迂回路があるものなので、今回、事前調査なしでそこを越えてみることにしました。
そして即迷いました(死)
トンネルと平行に進みたいのに主要な山道はすべて垂直方向に伸びています。方角を定めて枝道に分け入っても、途中で道が消失していたりします。
トンネルの入り口から300m先に出口が見えているような場所を、結局1時間くらいかけて迂回しながら乗り越えるはめになりました。登山口にたどり着く前の時点でこれです。

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左から順番に、(1)何となく見つけたトンネル迂回路の登り口、(2)迂回路の林道の様子、(3)迂回路を抜けて反対側から見た桜山トンネル。もうこの時点で既に一仕事終えた気分なのだが、まだ登山口にたどり着いてすらいない。
このように三浦アルプスは色んな意味で敷居が高い所なのですが、慣れるとそれがヤミツキになる、奇妙な魅力を持った山でもあります。

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■まとめ

以上、2014年度のハイキング記録でした。
結局、今年度に新規に登った山は大山だけでした。気に入った山は毎年登ってきましたが、既存の山をローテーションするだけでいっぱいいっぱいになって来た感じなので、今年からは丹沢表尾根とかの殿堂入りコース以外は2年に一度くらいに抑えようかな、と考えています。

あと今回、1年分の写真をまとめて見返してみて、写真撮影の勉強がまだまだ足りないなあ、と思いました。5月くらいまではカメラのモード切替で撮影してたので全体的に画面が明るい半面、陰影に乏しい感じです。それ以降は多少勉強してマニュアルモードで撮るようになりましたが、今見ると全体的に画面が暗いですね。この辺のバランスの悪さも改善していけたら思います。


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高尾山~陣場山の尾根道にて。


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