「2013年度 山歩き&ハイキング総括 春~初夏 編」の続きです。
夏場の低山登りが地獄だというのは良く知られています。私も昔何度かやったことがありますが、暑くて死ぬかと思いました。富士山や日本アルプスとかの高山だとかなり涼しいのですが、私は山小屋泊をやらない日帰り専門ハイカーなので、この時期は素直に他のことをやってます。コミケの手伝いとか。
そして9月に入り、暑さも和らいできた頃、いよいよ登山のセカンドシーズンに突入するわけです。
■2014/9/13 大野山~丹沢湖 冒険ハイク
→元記事
大野山は西丹沢にある標高700mほどの山です。
例年だと、山北から登って谷峨に下っていましたが、もうちょっと手応えがほしかったので、コースを延長して谷峨→大野山→丹沢湖→谷峨の順路で歩いてみました。
大野山は散歩気分で気軽に登れる山ですし、丹沢湖といえばバリバリの観光地です。なので、最初は「歩く距離は増えるが、まあ大したことないだろ」と完全にナメた態度でいました。が、山頂から丹沢湖に下り始めてすぐにその考えが誤りであることを思い知らされました。
人っ子一人いないうっそうとした薄暗い山道はそこら中に蜘蛛の巣が張っていて、連続する急勾配のアップダウン(鎖場まである)や切り立った崖の尾根などが次々と目の前に現れます。これを2時間も歩いた日には、心細さを通り越して恐怖心すら湧いてきました。
ようやく丹沢湖にたどり着いた時には全身の緊張が一気に抜ける感じで、その後予定していたサイクリングや温泉を全部切り上げて逃げ帰ってきたのでした。
とは言うものの、丹沢湖のダム公園は広々してよく整備された本当にきれいな所でしたし、心細くて楽しむ余裕の無かった下りの山道にもリベンジしなくてはなりません。サイクリング+温泉の宿題もあるので、今年も絶対に訪れたいと考えています。
■2014/9/27 伊豆 城ヶ崎 自然探求ハイク
まだまだ夏の空気を色濃く残す9月下旬。夏といえば海、今年は城ヶ島しか行ってないから海欲(海水浴とは違う)が全然満たされないぞ!ということで、伊豆急富戸駅から門脇岬、海洋公園を経由して伊豆高原駅に至るハイキングコースを歩いてきました。
城ヶ崎といえば巨岩奇石が立ち並ぶ岸壁の風景で有名な観光地ですが、このハイキングコースも豊かな自然を堪能できて中々歩きがいがあります。
序盤の街歩きは夏の港町のイメージそのままののどかな海景色ですし、よく整備された遊歩道には結構な人の往来があって人気のほどが伺えます。魚見小屋や半四郎落としなどの特異な景色も楽しいです。
風光明媚なことで知られる門脇岬周辺の景観は言わずもがなです。強めの日差しと吹き抜ける海風、青空と植生の緑、そして澄んだ海と黒い岸壁の夏色コントラストを思う存分堪能できます。
しかし個人的に一押しなのが、海洋公園を過ぎた後のハイキングコース、公式名称「自然探求路」です。
入り組んだ岬にそって作られた林道は大きなアップダウンが多く、歩いてると汗がにじんできます。うっそうとした森歩きが続いたかと思うと突然崖上の見晴台に出たり、海に突き出た広い岩場があったり、大きな吊橋を渡ったりと、変化に富んだコースを楽しめます。あまり人がいないのも、静かな森歩きが好きな私としてはポイントが高いです(場合によってはハイカーよりも釣り人と出会う頻度のほうが高い)。
そしてコースタイム5時間の長丁場を乗り切った後のシメには城ヶ崎名物、海鮮丼です。照りつける太陽の下、汗を流して歩いてきた自分へのご褒美ということで、冷え冷えビールも付けてしまいます。
伊豆急の登り電車は30分に一本くらいですが、直近の電車をあえて二本見逃すという大胆なスケジュールで思う存分飲み食いしてしまいました。
全然関係ないですが、去年城ヶ崎に訪れた際、熱海の伊豆急乗り換えでアニメ「夏色キセキ」のラッピング電車に出くわし、微妙に気まずい気分になりました。その時の話もいずれ紹介できたらなあ、と思ってます。
夏場の低山登りが地獄だというのは良く知られています。私も昔何度かやったことがありますが、暑くて死ぬかと思いました。富士山や日本アルプスとかの高山だとかなり涼しいのですが、私は山小屋泊をやらない日帰り専門ハイカーなので、この時期は素直に他のことをやってます。コミケの手伝いとか。
そして9月に入り、暑さも和らいできた頃、いよいよ登山のセカンドシーズンに突入するわけです。
■2014/9/13 大野山~丹沢湖 冒険ハイク
→元記事
大野山は西丹沢にある標高700mほどの山です。
例年だと、山北から登って谷峨に下っていましたが、もうちょっと手応えがほしかったので、コースを延長して谷峨→大野山→丹沢湖→谷峨の順路で歩いてみました。
大野山は散歩気分で気軽に登れる山ですし、丹沢湖といえばバリバリの観光地です。なので、最初は「歩く距離は増えるが、まあ大したことないだろ」と完全にナメた態度でいました。が、山頂から丹沢湖に下り始めてすぐにその考えが誤りであることを思い知らされました。
ようやく丹沢湖にたどり着いた時には全身の緊張が一気に抜ける感じで、その後予定していたサイクリングや温泉を全部切り上げて逃げ帰ってきたのでした。
とは言うものの、丹沢湖のダム公園は広々してよく整備された本当にきれいな所でしたし、心細くて楽しむ余裕の無かった下りの山道にもリベンジしなくてはなりません。サイクリング+温泉の宿題もあるので、今年も絶対に訪れたいと考えています。
■2014/9/27 伊豆 城ヶ崎 自然探求ハイク
まだまだ夏の空気を色濃く残す9月下旬。夏といえば海、今年は城ヶ島しか行ってないから海欲(海水浴とは違う)が全然満たされないぞ!ということで、伊豆急富戸駅から門脇岬、海洋公園を経由して伊豆高原駅に至るハイキングコースを歩いてきました。
城ヶ崎といえば巨岩奇石が立ち並ぶ岸壁の風景で有名な観光地ですが、このハイキングコースも豊かな自然を堪能できて中々歩きがいがあります。
風光明媚なことで知られる門脇岬周辺の景観は言わずもがなです。強めの日差しと吹き抜ける海風、青空と植生の緑、そして澄んだ海と黒い岸壁の夏色コントラストを思う存分堪能できます。
しかし個人的に一押しなのが、海洋公園を過ぎた後のハイキングコース、公式名称「自然探求路」です。
入り組んだ岬にそって作られた林道は大きなアップダウンが多く、歩いてると汗がにじんできます。うっそうとした森歩きが続いたかと思うと突然崖上の見晴台に出たり、海に突き出た広い岩場があったり、大きな吊橋を渡ったりと、変化に富んだコースを楽しめます。あまり人がいないのも、静かな森歩きが好きな私としてはポイントが高いです(場合によってはハイカーよりも釣り人と出会う頻度のほうが高い)。
伊豆急の登り電車は30分に一本くらいですが、直近の電車をあえて二本見逃すという大胆なスケジュールで思う存分飲み食いしてしまいました。
全然関係ないですが、去年城ヶ崎に訪れた際、熱海の伊豆急乗り換えでアニメ「夏色キセキ」のラッピング電車に出くわし、微妙に気まずい気分になりました。その時の話もいずれ紹介できたらなあ、と思ってます。
岸壁の釣り人。以前もネタにしたが、何故わざわざ危険な場所で釣ろうとするのか。マゾなのか。このスリルがやみつき、なのか。誰か教えてください。 |
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