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  2014年度 山歩き&ハイキング総括(1) 春~初夏 編 (3/4)

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■2014/5/10 高尾山~陣馬山 飲みハイク

高尾山から陣馬山に至る縦走路はコースタイム5時間と長丁場ですが、その大半は緩やかな尾根道です。
稜線の主要なピークには売店があって、酒や食事などを提供しています。ここならば山小屋をハシゴする夢の飲みハイクが実現可能かもしれない、と以前から様子を伺っていました。
「お前は山に登りに来てるのか飲みに来てるのかどっちなんだ」という指摘もあるかと思いますが、その場合、「どちらかと言えば『飲み』である!」と胸を張って答えてしまいます。個人的には、そういう部分も含めて高尾山~陣馬山の魅力だと思っているのですが・・・

前回の様子見を兼ねたリハーサル(要するに軽く飲むということ)で確かな手応えを掴んだ私は、ついに今回、満を持しての本番!と意気込んで高尾山に出向きました。が、「早く来すぎて売店が開いてない」というまさかの事態に完全に出鼻をくじかれました。
待ちの姿勢が何よりも嫌いな私は、「とりあえず先に進んで開店した所から飲んでいけばいいや」とあっさり予定を変更してしまいました。

経過を全部書くと長くなるので、以下飲酒報告のみ抜粋します。

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本日の一発目。城山茶屋にて、サッポロ黒ラベルで乾杯。
城山頂上からは富士山が良く見える。穏やかな眼差しで周囲の風景を見やり、「やはり山はいい」などと熟練者の物腰を装いつつ、その割りにけっこう順調にビールを摂取してゆく。まずは軽く肩慣らしといった感じだ。

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尾根歩きのちょうど中間地点にあるのが影信山だ。2つある売店のうち、かげ信小屋の方を贔屓にしているが、その理由はエビスビールを置いているから(このちょっと"ワカッテる"感が良いのだ)。
ちょうどお昼時だったので なめこうどんを注文したが、これが予想外に美味くてびっくりした。山小屋の食事といっても中々侮れないものがある。次回は山菜てんぷらを注文してみる予定。

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本日の目的地である陣馬山に到着。空には雲一つなく、美しくそびえる富士の眺望が素晴らしい。さわやかな達成感に満たされ、思わず瓶ビールなどオーダーしてしまうのであった。
ここの陣馬蕎麦も山の売店とは思えないくらい美味なのでお勧めです。

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陣馬山麓の陣馬高原下バス停が最終ポイント。バス停横に売店風の店屋があるが、その正体はハイカー御用達の飲み屋である。繁盛期には予約が必要なくらい混むこともあるらしい(と店員が話していた)。
ここまできたらもう道中の体調管理を気に掛ける必要もないので、蕎麦など手繰りつつジョッキビールを2杯いってしまった。あと蕎麦の写真を撮るのを忘れてた。

そう言えば今回、帰りのバスで高尾駅に向かう途中、「夕やけ小やけ」という施設があるのに気付きました。ここで日帰り入浴できるそうです。「山旅の汗を流してさっぱりした後で飲むビールはまた格別だろうなあ」ということで、さっそく次回の飲みノルマに追加してしまいました。
今年こそは万全の状態で挑みたいと思います。

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■2014/5/18 場所は秘密! 土手と川原と渡船フェスタ

ハイキングとは微妙に違うのですが、法事で実家に帰省した際に、近くの川原でイベントをやっていたので見に行ってみました。
私の地元ではいまだに川の渡し舟が現役で運航しています。そう言うと決まって「江戸時代」「橋を架けろ」「グンマー」などの反応が返ってくるのですが、何しろ相手は日本最大の大河、一級河川・利根川です。土手と土手の間が1km近く離れているので、そう簡単に橋を架けられない事情があるのです。
ちょっと川向こうに行きたくても最寄の橋まで5~6km迂回しなくてはならない場合もあり、ここにきて渡し舟というレガシーな交通手段が現実的な解決策として浮上してきます。ちなみにほぼ通学&ジジババ向けみたいです。

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左は川べりから撮った対岸の風景で、右の写真はそこから振り返った背後の風景。川の広さ自体もアレなのだが、数百m奥の土手まで広がっている川原も相当なものである。
このような状況で安易に「橋を架ければ良いじゃない」などと言った日には、そりゃ県の道路政策課もキレる。国土交通省だって黙ってはいない。
最初に言ったイベントというのはこの渡し舟をテーマにした催し物です。和太鼓の演技やアユの放流、飲み物や軽食の屋台、川の流れを引き込んでの魚のつかみ取りイベントなど、中々賑わっていました。

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自衛隊ボートによる利根川遊覧の様子。
搭乗者はライフジャケットを着用するのだが、老婆や幼児までもがそろって迷彩色のゴツいジャケットを装着しているので、何か変な笑いがこみ上げてきてしまう。
とは言うものの、実はイベントそのものはどうでも良くて、本当の目的は土手から眺める川原の風景だったりします。
初夏の日差しは汗ばむほどの陽気で、澄み切った青空の下、白く乾いた農道が緑鮮やかな川原に続く、爽やかな風景が周囲360°に広がっています。
のどかな風景の中を、写真など撮りながらゆっくり時間をかけて歩いてきました。

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照り返しのきつい土手の道の途中で立ち止まり、額に浮かんだ汗を拭う。西の方に目をやると、青い丘陵の向こうに残雪の山脈が顔を覗かせていた。碓氷峠~浅間山の辺りだろうか?


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