山道を30分ほど登ると湖尻峠近くの尾根道に合流します。
![IMG_8143.jpg](http://mapleford.net/nazo/blog/assets_c/2014/11/IMG_8143-thumb-307x204-968.jpg)
ここから先、360°の大パノラマの中を行く楽しい楽しい箱根外輪山 尾根歩きの始まりです。
![IMG_8153.jpg](http://mapleford.net/nazo/blog/assets_c/2014/11/IMG_8153-thumb-400x266-971.jpg)
上の写真には写っていませんが、右上に小さく見える鉄塔の更に遥か先に、一際高く鋭くそびえる金時山が見えます(ズームアウトしてもフレームに収まらない)。
この金時山が本日の目的地です。
金時山へ続く外輪山の稜線には大小たくさんのアップダウンが連なります。体力に自信のない人なら尻込みしかねない迫力の光景ですが、こんな所までわざわざ出張ってくるのはその手のスキモノだけです。「これはキツそうだなあ!(←うれしそうに)」などと言いつつさっそく歩き始めました。
例年よりも早めの時間に登り始めたせいか、この日は行程の中盤くらいまでほとんど他のハイカーに出会わず、雄大な風景独り占め状態の幸せハイクを堪能できました。
以下、金時山山頂までの行程をダイジェストで。
雲に覆われた富士山を尾根道から臨む。
登り始めた時から断続的に地響きのような音が聞こえており、「すわ、噴火の前兆か」と恐れおののいていたのだが、どうもコレの遠雷の音らしい。この辺、御嶽山の件もあってどうしてもナーバスになってしまう。
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美しく色づく長尾峠。
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やたらカラフルなニワトリが、と思ったらキジだった。
今回の記事を書くにあたりWikipediaで調べたところ、ニワトリもキジ科であることをはじめて知った。
山登りは本当にためになるなあ、と思いました。
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危険!リスに注意
「野生のリスは繁殖期に非常に気性が荒くなるので注意が必要です。特に箱根のリスは大型種であり、また、狂犬病、破傷風などの感染症のキャリアになっている場合があるため、毎年多くの被害が出ています。というのは今考えた口から出まかせで、少しでも本気にした人は将来サギにあって死にます」
「死ぬのかよ!」
(↑山田穣先生のパクリ)
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丸岳の継塔。先の写真に小さくうつっていたのがコレ。この鉄塔を通り過ぎると行程も中盤戦に突入する。
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尾根道のアップダウンのせいか、色づき始めから散り始めまで、色々な紅葉を楽しめた。深紅の絨毯のように積もった落ち葉をそれっぽい構図で激写。
最近はISOやシャッタースピードにも結構気を使うようになった。撮影のスキルも少しずつ上がっていると思いたい。
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噴煙を上げる大涌谷の上空を、夏雲のような大きな雲がゆっくりと流れていく。
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消える飛行機雲 ぼくたちは見送った (←萌えオタ)
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