高尾山～陣馬山尾根歩き　富士と新緑とビール (5/8)

■第四ポイント 景信山山頂

景信山山頂に到着。
一汗かいて火照った体をクールダウンさせるため、さっそく冷たいものを飲むことにします。

良い景色を眺めながら飲むサッポロ黒ラベルがまた美味い！
この売店の座席数もかなりの規模で、まるでビアガーデンのようです。ここに限らず、高尾山～陣馬山の売店はお酒の種類がやたらと充実しています。というか、瓶ビールを売っている登山道というのを私は他に知りません。もちろん需要あっての供給なので、皆さん親の敵のようにビールを飲みまくってます。景信山は高尾山と陣馬山の中間地点に位置していますが、初めて訪れたときには、一人で瓶ビールを飲むおじさんハイカーを見て「進むのも戻るのも下るのもそれなりに大変なのに、このおっさんはこの後どうするつもりなんだ」と目をむいたのも今は昔です。
ちなみに景信山には山小屋が二つあり、取り扱うビールの銘柄などが違うので、こだわりがある人は両方チェックしてみると良いと思います。
というわけで、

うめーYEBISUうめー。
・・・って、山小屋はしごかよ！

ここまで登ってくるのに思いのほか汗をかいてしまったため、追加で購入してしまいました。「ペース配分はどうしたんだ」という指摘はもっともですが、現場では常に状況を評価し、実働にフィードバックし続けることが求められているのです。つまりPDCAサイクル、これは情報処理試験でやりました。
美味すぎるビールを飲みながら眼下に広がる展望を見やると、関東平野に広がるビル群が妙にはっきりと、すぐ近くにあるように見えます。隣に座ったおじさんが、若い女性登山客相手に「あそこに見えるのがスカイツリーだよ」などとドヤ顔で語っていたので、ほんとかよ、と思いつつ最大望遠で撮影してみました。実際のところはどうなのかよくわかりません。

上部中央に霞んでいるのがスカイツリーらしいのだが・・・

最高に良い気分になったところで先に進みます。体調的にも体力的にもまだまだ余裕な感じです。

・・・ところで特に話題にしていませんでしたが、デジカメのバッテリ残量は着実に減り続けています。このデジカメを購入してもう何年も経ちますが、残量が限界まで下がるとゲージが点滅し出す、という機能を初めて知りました。手堅いインターフェースはさすが老舗のキヤノン、しかし次からはバッテリ残量はもう少しリニアに計測してくれ！と思いました。