高尾山～陣馬山尾根歩き　富士と新緑とビール (8/8)

■第七ポイント 陣馬高原下バス停

50分ほどで陣馬高原下バス停に到着です。
バス停のすぐ隣には売店があり、ここでは何と生ビールをジョッキで提供しています。先に言ったようにバスは1時間に一本なので、待ち時間のハイカーがよくここでビールを飲んでいます。
今更な話ですが、とにかくここのハイカーは「隙あらばビールを摂取していく」という姿勢を貫いているなあ、とつくづく思います。私も登山の締めとしてビールをオーダーし、陣馬山ハイカーとして恥ずかしくない態度を示すつもりでいたのですが、バス停に近づいた時点でバス会社の職員が「バスが出るぞー！」と連呼していた（実際のニュアンスは異なるが大体そんな感じ）ので、焦ってバスに飛び乗ってしまいました。乗った後で「別に1時間待っても問題なかったよなあ」と後悔したわけで、本番の際は全てに優先してビールを注文するぞ、と固く心に誓いました。

高尾駅に到着。本日の全工程終了です。

本日の飲みハイク（リハーサル）の結果ですが、5時間ほどでジョッキ1（高尾山）、缶ビール2（景信山）、瓶ビール1（陣馬山）となりました。結論から言うとこのペースなら全然余裕です。本番では更に上を狙って行くつもりですが、流石に高尾山～陣馬山の7つのチェックポイント全てで飲酒するのは無謀すぎるので、間隔を取って適当に間引きつつ、体調と相談して挑戦してみたいと思います（別に体力の限界に挑戦するような企画ではないので）。

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・・・ところでお気づきになられただろうか。 デジタルカメラのバッテリが切れる直前に取った写真に、奇妙な人物が写りこんでいる。 まるでPhotoShopで合成したように周囲の景色から不自然に浮き上がった色合いで、そして、その頭部は欠損しているように見える。 お分かりいただけただろうか。 これは、登頂かなわず、志半ばで命を落とした登山者の、無念の姿である、とでも言うのだろうか。登山の際には、入念な下準備と体調管理を怠らぬよう、くれぐれもご注意いただきたい。 （以上、中村義洋の口調で）