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  高尾山~陣馬山尾根歩き 富士と新緑とビール (7/8)

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■第六ポイント 陣馬山山頂

陣馬山頂上。数時間に及ぶ尾根歩きの終着地点です。

IMG_3463.jpg 陣馬山の頂上は立ち木を伐採して整地した広場になっており、シートに寝転がったり、売店やベンチでくつろいだりできます。そして、広場の中央にはガイドブック等でおなじみの例のオブジェが立っています。
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「立派な反り具合」
「これが若さか」
「高尾山の天狗も形無しね」
等の会話が山頂で日夜交わされているとかいないとか
何というか、うかつに感想を述べようものなら、脳内委員長(何)から「男子がエッチなことを言ってました。いけないと思います」とチクリが入り、「芸術をいやらしい目で見てしまうのは心が汚れている証拠です」などと脳内女教師(何)から叱責の声が飛びかねない、そんな怪しい形状だと思うのですが、みなさんはどう思いますか(←学級会っぽく)。解釈に個人差はあるとは思いますが、しかし去年来た時にも、おっさんが連れの女性に「あれ何に見える」などとセクハラ発言していたので、私の心の汚れだけを一方的に責めるのは筋違いである、と一応主張しておきます。

さてチンポコ馬(言っちゃった)の件は一旦置いておいて、長い尾根歩きでお腹も空いているので遅い昼食を取ることにしました。陣馬山の頂上には山小屋が3つあり、その全てで食事と飲み物(アルコール類)を提供しています。そのうちの一軒で陣馬そば(普通の山菜蕎麦、妙にうまい)と瓶ビールを注文し、富士山を眺めながら乾杯しました。この日の富士山は、山歩きの最中も雲に隠れることなく、一日中その雄大な姿で登山を演出してくれました。陣馬山からの姿を写真に残せなかったことが悔やまれます。

長丁場の尾根歩きで疲れていたのと、ややアルコールが回っていたので、山頂のベンチで少し昼寝してから下山しました。

IMG_3468.jpg ふもとのバス停までの山道はやや単調で展望などは期待できません。また、バスは基本1時間に一本と、高尾山側のアクセスと比べるとかなり分が悪い感じで、安全面を優先するなら陣馬山側から登るのが正解かもしれません。ただ、高尾山側の山道のほうが景観的に見栄えが良いので、良い景色は元気なうちに見ておきたい、という気持ちもあり、そこが悩みどころです。

しばらく下ると山道は終わり、里に出ます。いかにも山間の村(実際には町だが)という感じで、深い水路に清水が流れ、黒く濡れた石組みの堀に新緑がよく映えます。

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